【Gmailの空き容量を賢く増やす便利な検索】容量の大きい添付ファイルを一発で検索する方法など。
普段Gmailを使っている人も多いと思います。私もその一人でそれなりにGmailを使いこなしているつもりでしたが、よく調べてみると便利な機能があったのでご紹介します。ご存知のようにGmailの容量も無制限ではありません。長く使っていれば自然と保存容量を消費しますし、ファイルのやり取りが多いとそれだけ使用する容量も多くなります。そこで今回はGmailの便利な検索機能をご紹介します。
◆ Gmailの空き容量を賢く増やす便利な検索
その前にGmailの保存容量の上限について少し。
Gmailの保存容量は、Googleドライブストレージという形でいくつかのサービスと共有されています。Google無料アカウントの場合、合計容量は15GBになります。その15GBを、①Google ドライブ②Gmail③Google+写真の三つのサービスで共有されています。それぞれの容量消費の条件は下記のような形です。
①Googleドライブ
- ファイル サイズが 1 TB までのファイルを保存可能。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで作成したファイルは保存容量を消費しない。
②Gmail
- Gmail で送受信した添付ファイルやメール メッセージは保存容量を消費する。
③Google+ 写真
- 2,048x2,048 ピクセルを超える写真は保存容量を消費します。これより小さい写真はすべて無料。
自分の消費状況を確認するには、Gmailログイン後、「右上のブルーの人型の丸いマークをクリック」→「アカウント」→「データツール」で確認できます。
また、「ストレージプランを管理」をクリックで100GBや1TBの有料プランなどへの変更も可能です。
ちなみに私の保存容量は以下のような感じ。仕事でGoogleドライブへファイル等を上げてクラウド管理しているので、結構消費してます。
少し前置きが長くなりましたが、本題へ。
Gmailの保存容量を空けたい時に便利な検索機能をいくつかご紹介します。
「」の中の要素をGmailの検索窓に入れて検索します。
1、ファイルを添付したメールを検索する方法
・添付ファイルのあるメールだけを抽出
「has:attachment」
添付ファイルのあるメールを一括チェックしたい時に便利な検索です。
さらに、特定のファイルだけを検索したい時はこちら。
・ワードファイルを添付したメールだけを抽出
「filename:doc」
・エクセルファイルを添付したメールだけを抽出
「filename:xls」
・jpg画像ファイルを添付したメールだけを抽出
「filename:jpg」
・zip圧縮ファイルを添付したメールだけを抽出
「filename:zip」
このように、filenameの後に拡張子を入れるとそのファイルだけを抽出してくれ、「iPhone」や「見積書」「資料」など任意のワードを入れると、そのワードの入ったファイルだけを抽出してくれます。
2、指定の容量以上のファイルを添付したメールのみを検索する方法
・5MB以上の添付ファイルのあるメールだけを抽出
「larger:5m」
・10MB以上の添付ファイルのあるメールだけを抽出
「larger:10m」
とりあえず手っ取り早く大きいファイルのみを検索する時に便利な検索です。
3、年数や年月日から検索する方法
・5年以上前のメールを一括して抽出
「older_than:5y」
・ある年月日以前のメールを抽出
「before: 2012/01/01」
・ある年月日以降のメールを抽出
「after:2012/01/01」
これらも数字を変えることで便利に検索できます。 これらの検索方法を知っているだけでもかなり賢くGmailの空き容量を増やすことができるはずです。
4、応用
・5MB以上で2年以上前に送信されたメールを抽出
「larger:5m older_than:2y」
・山田さんが送信者で、添付ファイルがあるメールを抽出
「from:山田 has:attachment」